あなたのカラダは浅い 呼吸 で急ぎ足で歩き続けていませんか?

急ぎ足

あなたは1日に何回 呼吸 していますか?
数えたことがあれば教えて欲しいですけど、おそらくそんな人はいない思います。

もちろん僕も数えたことなんかありません。そもそも寝てしまうと数えられなくなってしまいますしね。

呼吸が浅くなり睡眠の質が悪くなると、しっかり疲れを取ることができないので、疲れやすくなります。
当たり前です。
でも、それだけではありません。

呼吸が浅くなりリラックスできなくなると、緊張状態が続くので、常に体に力が入り続けてしまいます。

オンオフの切り替えが大切

人間は1日の中でも緊張とリラックスを繰り替えしています。
1日中リラックスし切っているというのも、なかなかできることではないし、それはそれで体に悪影響があったりします。

緊張していると、体に常に力が入っているので、無駄にエネルギーを使ってしまい、疲れてしまいます。

呼吸で肺に取り入れられた酸素は肺胞で血液中の二酸化炭素と交換されます。
そして赤血球の中にあるヘモグロビンと結合し、心臓のポンプに送り出され、血管を通って全身に行きわたります。

このとき、残念ながら取り込まれた酸素がすべて血液に取り込まれる訳ではありません。

ガス交換の法則

肺胞でのガス交換はポンプなどの機能があるのではなく、「拡散」という現象によって交換されます。

これは濃度が高い方から低い方へ拡散していくことで、濃度が均一になろうとする現象で、酸素と二酸化炭素に限らず日常的にも目にすることができます。

例えば、コーヒーにミルクを入れると、放っておいてもやがてはほぼ均質に混じり合った状態なります。
これは、ミルクが濃度の高いところ(ミルクが投入された地点)から、ミルクの濃度が低いところ=コーヒーの部分へと拡散していくからです。

同様にコーヒーも濃度の高いところから、低いところ=ミルクの部分へと拡散していきます。

スプーンでかき混ぜたりしなければ、温度による対流や比重の差によって、完全に混じり合うことは難しいですが、それでも何もしなくても、ある程度コーヒーとミルクが混じり合うのは、このためです。

他にも身近な例を挙げると、洗剤を水に混ぜたり、絵具を水で薄めたりするのも同じく拡散によるし、お風呂のお湯を追い焚きするのも、温度の高いお湯とぬるいお湯が拡散して濃度が均質になる=温度が均質になるためです。

香水の香りが離れると薄くなって行き、やがて感じなくなるのも、拡散により嗅覚が捉えきれないほどに濃度が低くなるからです。

だから、いい匂いの人には近くによりたくなるし、クサい人からはできるだけ距離を取りたくなります。

酸素の摂取量を計算してみました

空気中には、21%の酸素が含まれています。一方、二酸化炭素は0.004%。極々微量です。
そして、吐き出す空気には酸素が16%、二酸化炭素は1.4%含まれています。

この数字をもとに、酸素摂取量と二酸化炭素の排出量を計算すると、以下のようになります。
浅い呼吸は、通常の半分として計算しました。

通常の呼吸

酸素摂取量
500cc×21%=105cc

二酸化炭素排出量
500cc×1.4%=7cc

浅い呼吸 (50%)

酸素摂取量
250cc×21%=52.5cc

二酸化炭素排出量
250cc×1.4%=3.5cc

呼吸量が半分になるので、当然ですが酸素摂取量も二酸化炭素排出量も半分にります。

そうすると血液中の酸素濃度が下がってしまうので、体は酸欠になってしまいます。

「動悸・息切れ」は酸欠対策の結果

酸素が不足していると、体にとっては健全な状態ではないので、解消するための行動を取ります。

まず、手っ取り早いのが 呼吸 の回数を増やすこと。
細胞が活動するためには酸素が必要なので、できるだけ空気を吸い込む回数を増やして、多くの酸素を取り込もうとするのです。

次に、一回の拍動で送り出される血液に含まれる酸素が少なくなるので、心臓は拍動の回数を増やして多くの血液を送り出そうとします。

普段は意識することはないありませんが、呼吸も心臓の拍動も筋肉を使っています。
呼吸は肺を動かすために、横隔膜をはじめとした胸郭周辺の筋肉を使い、心臓は心筋群を使っています。

それらの筋肉を通常よりも、より多くより速く使うために、結果的に多くのエネルギーを消耗してしまい疲れやすくなってしまいます。
50mを広めの歩幅でゆったり歩くのと、小さい歩幅でちょこちょこ歩くのと、どちらがつかれる思いますか。

間違いなく後者ですよね。

呼吸が浅くなるということは、肺や心臓は、さらにはカラダ全体が急ぎ足で歩き続けているようなものなのです。

1日の呼吸量

あくまで平均的な数値になりますが、成人で1分間に20回呼吸 すると言われています。
1分間で20回なので、1時間=1200回。

それを1日にすると、

1200回×24時間=28,800回

なんと1日に28,800回も吐いたり吸ったり、呼吸をしています。

どんなに眠くならなかったとしても、さすがに28,800回はカウントできる気がしません。
僕なら1000回ぐらいで、心が折れてしまいそうです。

そして、体重50kgの成人だと、1回の 呼吸量は約500cc。
これに28,800回をかけると、

500(cc)×28,800(回)=14,400,000cc=14,400リットル

これは6畳で天井高2.5mの部屋の空気を、約20時間ほどで全部吸い尽くす計算になります。

また、空気というのはほとんど重さを感じないですが、重さが無いわけではありません。
乾燥した空気1 リットルの重さは、セ氏0度、1気圧のときに1.293 gなので、

1.293(g)×14.400(リットル)=18,619.2g=18.6192kg

実に1日に18kgもの空気を吸ったり吐いたりしています。これは驚きですよね。

18kgの空気なんて、日常生活で実感できる機会は、まずない思います。

しかし、言い換えれば、これだけ多くの空気が必要ということ。
それだけ呼吸とは生きていくために重要なのです。

1日の 呼吸 量

1日分の 呼吸 でこの部屋の空気が空っぽに。

呼吸が浅くなることで起こる変化

姿勢が悪くなると、胸郭と肺が大きく動けなくなり、呼吸が浅くなってしまいます。
背中を小さく丸めた状態だと、呼吸がしにくくなるのと同じです。
誰も深呼吸するとき、背中を丸めて息を吸わない思います。

呼吸が浅くなる= 呼吸量が減ると、体に色々な影響が及ぼされます。
ざっと挙げると、次のようになります。

・リラックスできなくなる
・睡眠の質が低下する
・疲れやすくなる
・集中力が低下する
・病気になりやすくなる
・血圧が高くなる
・心臓や血管系の疾患にかかりやすくなる

これが全部、あなたの体に起きるだけでも、十分すぎるぐらいに不健康ですよね。
あなたは、しっかり呼吸できていますか?

初回お試し 整体 4995円

24時間受付けOK オンライン予約
ご予約は 06-6809-3141

みんなにシェアする!

ABOUTこの記事をかいた人

山口 和也

バランス整体 扇町 院長。 中学生の頃に腰を痛めたのがきっかけで、「治療」に興味を持つ。 大学卒業後、デスクワーク主体の仕事で持病の腰痛が悪化する中、再び「治療」に興味を抱き、会社に勤めながら整体のスクールに通う。 2010年、会社を退職し整体師に転職。 2012年、大阪市北区にバランス整体 扇町を開院。 大阪府富田林市出身:1975年12月27日生。一児の父。